菅直人氏「原発問題」講演 第28回安田塾
下記の通り、第28回安田塾(「教育・社会」問題研究会)が開催されます。今回は、元首相の菅直人氏を講師に招き、「我が国の原発問題について」講演いただきます。
福島原発事故の際に、総理大臣として対応に直面された氏の生の声を聴ける、またとないチャンスです。
2010年10月30日に開催された第7回安田塾では、私が講師を務めさせていただきました。安田先生のお話につづき、ビデオや写真を多用し、美術に関わる現在の仕事と公立中学校の実務と課題について、講演させていただきました。http://p-prince.at.webry.info/201011/article_1.html
(今回お話できなかった部分を含め、最後にブログ記事へのリンクを纏めました。よろしかったらご覧下さい。)
追記 安田先生からのメッセージが配信されましたので掲載いたします。(2011.1.5)
《「安田 教育・社会問題研究会」通称「安田塾」は、2008年6月、武蔵工業大学(現 東京都市大学)前工学部長(教職課程主任教授)安田忠郎先生を中心に発足した研究会です。学校教師をはじめとする多様な職種の方々が集い、広義の「文化」総体に関わる「教養」知をテーマに、概ね3ヶ月ごとに定期的に活動しています。会合には、興味・関心があれば誰でも自由に参加できます。》
次回 安田塾 予定
http://yasudajuku.exblog.jp/ 安田塾(「教育・社会」問題研究会)
第28回安田塾についてお知らせします。
【日時】10月30日(日)午後3時~5時(いつもと異なる時間帯ですので、ご注意!)
【講師】菅 直人(かん・なおと)
【テーマ】「原発再稼働で、この国は大丈夫か~浜岡原発の停止から再生可能エネル
ギーの促進まで~」
●今回は元内閣総理大臣・菅直人を講師に招いて、「原発」問題に取り組みます。
安田塾(「教育・社会」問題研究会)では、これまで5回(第9回〈2011年4月16
日〉・第14回・第16回・第20回・第24回〈2015年2月7日〉)にわたって、「原発」問
題を取り上げてきました。
福島原発事故が勃発して既に5年が経ち、いま私たち日本人一人ひとりは、「原発」
問題に対して、どう自覚的に立ち向かっているのでしょうか…。
菅は首相在任期間(2010年6月8日~2011年9月2日)中に、≪東日本大震災→福島第一
原発事故≫による「東日本壊滅の危機」に直面し、生々しい苦闘を強いられました。
今回の講演会では、その彼がこの国の「原発」問題の所在を突きとめつつ、諸国のエ
ネルギー事情に徴した、この国の未来への展望を語ります。
【講師略歴】
1946年、山口県宇部市生まれ。
都立小山台高校卒、東京工業大学理学部応用物理学科卒。
1980年6月、衆参ダブル選挙で東京7区から立候補、4回目の挑戦で初当選。
1996年1月、厚生大臣就任、薬害エイズ問題を徹底究明し被害者に謝罪。
2009年、衆議院選挙10期目当選、政権交代を実現。
2011年3月11日 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故が発生→第94代首相として
地震災害ならびに原子力災害対策の陣頭指揮に当たる。
同年5月6日、中部電力浜岡原発に対して「(迫りくる東海地震への)安全確保がなさ
れるまで原子炉運転を停止するよう」に指示。
2016年4月30日、福島原発事故後に日本の脱原発を訴え、再生可能エネルギーの促進
に努めたと評価され、ドイツのフランクフルト市から「脱原発勇敢賞」を受賞。
【会場】武蔵野商工会館4F市民会議室(いつもと異なる会議室ですので、ご注意!)
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
Tel:0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分
(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150
メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map/
【参加費】1000円
■本講演会にご参加を希望される方は、できるだけ早めに~遅くとも10月23日(日)
までに~、下記安田先生宛に直接ご連絡ください。
tadyas2011@excite.co.jp
定員(100人)の関係で、ご入場いただけない場合もあります。
菅直人の3.11メッセージ-2016年「福島原発事故から5年目にあたって」
10/30講演会ならびに懇談会が開催されました。(2016.10.31追記)
映画『太陽の蓋』(たいようのふた)の予告編、スピンオフ作品第3話『最悪のシナリオ』も上映されました。
(原発事故の真相を負う新聞記者・鍋島を中心に、情報が錯綜する極度の緊張状態の中で繰り広げられた人間ドラマ。首相官邸内部の様子、被災した福島県民らの葛藤などを多角的な視点でとらえている。なお、俳優たちが震災当時の菅内閣の政治家を実名で演じている。)


太陽の蓋 http://taiyounofuta.com/
スピンオフ作品3話分は、こちらからご覧いただけます。 http://taiyounofuta.com/spinoff.html
大学の後輩の前川君も質問してみた。
Gallery p_prince collection
代表 教育評論家 伊藤 仁
ご意見・お問い合わせは p_prince1003@yahoo.co.jp までお願いいたします
(201810.31追記)
2011年3月に起きた東日本大震災にともなう福島第一原子力発電所事故。誰もが原発の安全神話を信じきっていた。大津波には無力な設計の欠陥を、誰も正すことが出来なかった。地震の津波ですべての電力供給を失い、冷却水の温度上昇と非常事態が懸念される中、東京電力も政府も無力だった。あいつぐ水素爆発とメルトダウン(炉心溶融)を防ぐことは出来なかったのである。しかも当時の政府は重大な事故を「事象」という軽度の現象に言い換えて記者会見に臨んだ。またメルトダウンという用語もあえて使用しなかった。東日本全体が死の灰によって全滅したかもしれない重大な危機状況の下、メルトダウン(のちに格納容器の底まで燃料が溶け出すメルトスルーというさらにひどい状況であることが判明した。さらに汚染水漏れや容器地下までの浸食という実態が解明されていった。)という最悪の事態を直ちに危険な状況ではないと言い放った。パニックを恐れ、国民に正確な情報開示さえ行わなかったのである。
これらの罪はいったい誰にあり誰が責任をとるというのだろうか。これこそ、無責任社会国家、日本の象徴である。当時の菅直人首相をはじめ、小泉純一郎・細川護熙両氏という3名もの首相経験者が反原発を訴えている中、政府は現在も原発政策を推進している。
震災と原発事故から3年7ヶ月が経過した2014年10月、僕は福島を訪ねた。原発事故の影響下、地震と津波による家屋や鉄道の災害復旧も進んでいなかった。(整地整備されている場所がある一方、警戒区域にはまったく手つかずの瓦礫の山状態の住居や駅舎・折れ曲がった鉄柱・送電施設などが残されていた。特に常磐線冨岡駅付近がひどかった。)現地の放射線量(放射線強度μシーベルト/h)は、未だに高い値を示していた。
そんな中、警戒(通行止め)解除されたばかりの国道6号線を車で走行することになったのである。道路の両側は未だに避難区域で、メインの道路の閉鎖は解除されたものの、車の移動許可があるだけで停車させたり歩いて通行することは出来ない。わずか2㎞程先の右手に水素爆発を起こした原子炉施設が見えてきた。長者原の交差点をちょうど通過する頃、スピードメーターは制限速度いっぱいの60㎞/hになっていた。窓は完全に閉じ、密閉状態の車内に放射線簡易測定器の警告音が鳴り響いた。ピ・ピ・ピピピピ……。放射線強度は、3.22μシーベルト/hを超えた。(この放射線簡易測定器は自宅から持参した物だ。測定誤差や応答性の問題と現地に設置された常設型の大型測定表示器よりもかなり低い値を示していたので、おそらく実際の放射線強度はさらに高い値であったと思う。横浜市では測定最低限度の0.05μシーベルト/h以下と表示されることがほとんどである。)東京や横浜の平常時の放射線強度の100倍以上の値である。短時間の被曝であるから、直ちに健康被害が生じるわけではないが、その場にずっと留まったとすれば年間28mシーベルトを超える放射線量である。年間1mシーベルトが一般公衆の被曝限度線量であるから、その大きさが分かるだろう。簡易測定器の警告音がけたたましく鳴り響き、恐怖と緊張感でハンドルを持つ手が震えた。原発は、瞬く間に視界から消えていった。
地図
https://www.google.co.jp/maps/@37.421978,141.0186789,1743m/data=!3m1!1e3
2018/7/2更新 「福島第一原子力発電所は、今」 ~あの日から、明日へ~(ver.2018.7)
リンク切れ 東京電力フォールディングス 動画一覧 参照
計測に使用した放射線簡易測定器はこちら。エアカウンターS
http://www.st-c.co.jp/air-counter/products_s/howto.html
シリコン半導体を用いた空間放射線量(ガンマ線)を計測する家庭用放射線測定器である。車の移動などでは正確な値は測れないが、一定箇所である程度(30秒~2分程度)時間をかければ有効な値を計測できる。測定範囲は0.05μSv/h(マイクロシーベルト/時)~9.99μSv/hである。サウンド(警告音)をオンにしておくと、放射線を感知したときにピッと音が鳴る。感度はおおよそ40cpm/(μSv/h)(1μSv/hの環境下で、1分間に40本の放射線を感知する)と思われる。
現在の自然放射線の地域(東京や横浜など)では、1分間に2~3本程度の放射線しかとらえられない。この値は0.02~0.03μSv/hで測定限界以下となり、0.05(μSv/h)の表示は点滅する。時々、0.07とか0.09とかの値を表示することがあるが、さらに測定を続けると0.05の点滅となるので、測定誤差ないし瞬間的な放射線検出の結果と言えるだろう。(警告音が鳴らない状況での高放射線強度の表示は誤動作の可能性が高い。)低価格の測定器だが、放射線検出の目安にはなる。
測定器に衝撃や振動を与えたり(車内やポケットの中でもダメな場合がある。)、高温(夏場等の40℃以上や、車内のダッシュボードの上など)の状況下では誤動作することがある。メーカー発表の測定誤差は±20%である。
(2019.6.16 追記)
東京電力フォールディングス 動画一覧
http://www.tepco.co.jp/decommission/visual/video/index-j.html
2019/06/14(金)「福島第一原子力発電所は、今」 ~あの日から、明日へ~(ver.2019.6)
廃炉への取り組み
https://www4.tepco.co.jp/library/movie/detail-j.html?catid=61709&video_uuid=ztk519yi
当ブログの記事は随時、追記・更新することがあります。よかったら時々覗いてみて下さい。
学校施設の安全管理4 横浜市教育委員会の不正・隠蔽・怠慢
https://p-prince.at.webry.info/201905/article_1.html
バドミントンよもやま話(ルールの解釈と盲点)
https://p-prince.at.webry.info/201904/article_2.html
学校施設の安全管理3 横浜市の安全意識改革と予算措置等について
https://p-prince.at.webry.info/201904/article_1.html
学校設備の安全管理2 横浜市教育委員会の安全意識と実態
https://p-prince.at.webry.info/201903/article_1.html
2019 謹賀新年
https://p-prince.at.webry.info/201901/article_1.html
みなとみらいの夜景
https://p-prince.at.webry.info/201812/article_1.html
45年ぶり、生徒指導書を作成 (生徒指導提要 不正・守秘義務・告発) 追記
https://p-prince.at.webry.info/201004/article_1.html
「自閉症の君が教えてくれたこと」
https://p-prince.at.webry.info/201811/article_4.html
マリー・アントワネットと子供たち 追記
https://p-prince.at.webry.info/201811/article_3.html
国際ロマンス詐欺 と SNS
https://p-prince.at.webry.info/201811/article_2.html
駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙 展 横浜美術館
https://p-prince.at.webry.info/201811/article_1.html
棒人間 RADWIMPS と 人間開花 HINOMARU
https://p-prince.at.webry.info/201810/article_2.html
NEVER LET ME GO -私を離さないで- とテレビドラマ 追記
https://p-prince.at.webry.info/201810/article_1.html
菅直人氏「原発問題」講演 第28回安田塾 追記
https://p-prince.at.webry.info/201610/article_1.html
決め方TV(テレビ朝日)「クラス替え」
http://p-prince.at.webry.info/201503/article_1.html
ジョブチューン学校の先生SP!(TBSテレビ)
http://p-prince.at.webry.info/201601/article_1.html
NHK(Eテレ)「いじめをノックアウト」
http://p-prince.at.webry.info/201609/article_1.html
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部活動の問題 や 学校施設の安全管理 についても追加更新しているので良かったらご覧下さい。











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