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<<   作成日時 : 2008/05/13 02:10   >>

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「夜スペ」、希望者全員に=塾講師の有料授業−東京・和田中
(時事通信社 - 05月12日 16:01)

 東京都杉並区立和田中学校(代田昭久校長)は12日までに、大手進学塾と連携して実施している成績上位者向け有料授業「夜スペシャル」の対象を今月下旬から、学力レベルを問わずに3年生の希望者全員に広げる。受講していない生徒やその保護者から、受講を希望する声が多く上がったことなどを受けた。

 夜スペは、地域住民や保護者で構成する「地域本部」の主催で、1月にスタート。夜間と土曜日の週4日、大手進学塾の講師が学校の教室で教えている。現在は3年生18人が受講している。全授業合わせた受講料は、通常の半額程度に当たる月2万4000円。 


<夜スペ>成績問わず3年生希望者全員に 杉並・和田中
(毎日新聞 - 05月11日 23:02)

 進学塾講師による成績上位者を対象とした夜間と土曜日の補習「夜スペシャル」(夜スペ)を1月に始めた東京都杉並区立和田中学校(代田昭久校長)が今月下旬から、成績にかかわらず3年生の希望者全員に受講の機会を与えることにした。新たに家庭教師派遣業大手のトライグループ(千代田区)と提携し、進学塾のペースに合わない生徒に対応する。

 代田校長によると、4月に3年生の生徒・保護者と面談した際、「夜スペを受講したい」との声が未受講の生徒から多くあった。このため、希望した生徒24人に学力テストを実施したところ、習熟レベルに開きがあったため、個別指導が必要なケースがあると判断しトライ側と話を進めてきた。

 新たに受講する24人は2カ月間、進学塾「サピックス」(中央区)の講師による現在の夜スペを体験する。その後、「合わない」と感じた生徒はトライによる個別指導に近い形態の補習を受ける。

 これまでの夜スペ同様、授業は月、水、金曜の夜と土曜の午前で、授業料は企業側の協力で個人で受講する場合の半額程度となる。

 これまで成績上位者以外の補習は、土曜日に地域住民らのボランティアが受け持っていたが、3年生になると物足りなく感じる生徒も出ていたという。

 代田校長は「もっと勉強をしたいという多様な子供たち全員にチャンスを与えたい」と話している。【真野森作】


杉並・和田中の「夜スペ」、レベル問わず希望者全員に
(読売新聞 - 05月11日 20:13)

 大手進学塾と連携した有料授業「夜スペシャル(夜スペ)」を行っている東京都杉並区立和田中学校が今月末から、学力レベルを問わずに希望者全員が受けられるよう枠を拡大することを決めた。

 授業についていけない生徒には、別の家庭教師派遣会社から講師を招いて個別指導を行う。

 夜スペは成績上位層の学力を伸ばそうと、今年1月から生徒の保護者やボランティアらによる地域本部の主催で始まった。

 現在の受講生は17人で、和田中の教室に平日夜と土曜日の週4回、大手進学塾「サピックス」の講師が出向いて3年生に教えている。料金は月2万4000円。

 地域本部によると、4月に新3年生130人全員を対象に募集したところ、新たに24人の応募があった。学力にばらつきがあるため、「難しい」と感じた生徒には、夜スペと同じ料金で個別指導を行うという。

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ニュース23で、和田中の夜スペの方針転換が報道されたので一言。

杉並区立和田中学校
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E4%B8%A6%E5%8C%BA%E7%AB%8B%E5%92%8C%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1

前任の藤原和博校長の3月退任にともない、4月より校長となった同じくリクルート出身の代田昭久校長の方針転換である。
前校長の夜スペに対する方針は、一時都教委とも対立したことが報道されたが、その後和解し2008年1月26日より実施されてきた。
都教委側は教育の機会均等という観点を問題してきたわけだが、今回の方針転換はいみじくも都教委側の意向に添ったかたちになる。

そもそも民間人校長の採用は、民間・外部のノウハウや経営力を学校に導入し、
教員の狭い観点に陥りやすい学校の活性化をはかる為と、鳴り物入りで始まった。

そこで思い出したのが、
同じく民間出身で横浜市の東山田中学校の校長に就任した元楽天副社長の本城愼之介氏。
32歳という若さで当時マスコミをにぎわせ、期待された校長である。
彼は、いったい今どうしているのだろう?。

就任の2005年に修学旅行の引率中に飲酒したということで、減給という懲戒処分にあっていた。(事情は良く分からないが、かつては引率時教員の夜間の飲酒は、生徒指導に影響のない範囲で半ば公然と行われてきたものだ。民間出身校長としては当然のように飲酒する周りの教員を制止することはなかなか難しかったろう。しかし、これはかなり甘い判断だ。なぜなら少なくとも2003年前後には同様の事例で、処分される校長・教員が社会問題となっていたからである。IT出身としては、あまりに情報不足だったと言わざるを得ない。余談だが、こうした飲酒は行事のたびに反省会という名目で本務に影響ないことを前提に、生徒や保護者には分からないように行われてきたものであるから、おそらく反校長の教員からの内部告発だったのだと推察する。)
何と現在、横浜市立東山田中学校のHPは閉鎖された状態のようである。(下記の学校運営協議会なるもののブログは存在するが、これは公式HPとは違う。これもあくまで想像の域をでないが、校長自身がHPを管理運営していたのではなかろうか。)

就任早々、懲戒処分という痛い洗礼をうけた本城愼之介氏だが、
当初のやる気は失せてしまったのか、
就任わずか2年で「会社をやりたい」という理由で自らの意志で退職してしまったようだ。
誠に残念な結果だが、無責任という指摘を受けるのはやむを得ない。

ただ、弁護するわけではないが、
民間出身の校長の苦労というのも相当なはずである。
ベテラン教員からは現場知らずという目で見られ、
ましてや学校が荒れていたりすると、教員や保護者からのつきあげ
不協力などといったことも想像に難くない。

少し古い話になるが、
広島の小学校・中学校などで、民間校長の自殺が相次いだ。
当時週刊誌の記事を読んだが、この小学校の校長先生は真面目で、
やさしい人だったんだろうなと思った。(前にも書いたがだからといって校長が自殺しては絶対ダメだ。)
この校長を自殺に追い込んだのは、前述のような教員(組合)や保護者・教育委員会からのプレッシャーだったわけだが、
必ずしも教員側に悪意があったわけではなく、「現場を分かって欲しい」という切なる願いが結果的に校長を追いつめる結果となったわけで、
実に悲劇なのである。
教育委員会の圧力は相当なのものだが、いつの時代も権力側が責任を認めることはない。


民間人校長 2年で退職 元楽天副社長の本城慎之介氏
http://studio-m.at.webry.info/200704/article_8.html
http://www.heiwaboke.net/2ch/unkar02.php/school7.2ch.net/edu/1175444655

横浜市立東山田中学校 学校運営協議会
http://schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=1420001

本城愼之介
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9F%8E%E6%85%8E%E4%B9%8B%E4%BB%8B

民間校長の登用ということ自体は、決して悪いことではないが、
様々な問題点を放置したままで、
上からも下からもすべての責任を校長に押しつけてしまうという風潮は、
今も変わっていないように思う。

教員あがりは世間知らず、
民間出身は現場知らず、
……
教育委員会の体質は相変わらず、

本当の意味での日本の教育再生の日はまだまだ遠い。

こうした現状では、民間と教員の両者の経験を持ち合わせ、
バランス感覚のある校長を登用するしかないだろう。


決め方TV(テレビ朝日)「クラス替え」
http://p-prince.at.webry.info/201503/article_1.html
ジョブチューン学校の先生SP!(TBSテレビ)
http://p-prince.at.webry.info/201601/article_1.html
NHK(Eテレ)「いじめをノックアウト」
http://p-prince.at.webry.info/201609/article_1.html

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 部活動の問題 学校施設の安全管理 についても追加更新しているので良かったらご覧下さい。(2017.07.13追記)

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