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<<   作成日時 : 2006/11/07 21:58   >>

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文部科学大臣宛てに、自殺予告の手紙を送った報道に関して画像

文部科学省が深夜に異例の会見をした。
朝からニュース報道が続き、
消印から豊島区内の郵便局から投函された物であることが判明した。

手紙(遺書?)の文面には、8日までに改善がないなら、
11日に学校の教室で自殺すると予告している。

自殺を食い止めたい気持ちはもちろんだが、
この手紙はどういう意図で投函されたものなのだろうか。
文部科学省の会見では、いたずらかもしれないが……と
あったが、そんな単純なものではないだろう。

文科省をはじめ、各地の教育委員会(とりわけ豊島区近郊の市区町村)は、
本当に自殺を考えている子供の投書であることを前提に対応に追われている。
この手紙の内容が事実に即している物ならば、
すでに学校名や生徒・児童の氏名まで特定されているかもしれない。
画像
もう一つの可能性は、単純ないたずらなどではなく、
世間を騒がせ、注目を集めようとするなど明らかな意図的なものである。
子供の発想にせよ、大人の作為であるにせよ、
社会や学校・教育行政・マスコミ等の攪乱を意図している。
(最も善意に解釈するなら、社会や教育問題に関する問題提起である。)

手紙の文面をみるからには、正常な成人によるものとは思われない。
異常というと語弊があるが、文面には稚拙さと自己中心的な面も見受けられる。
学校や教育委員会にも相談を繰り返しているということが事実ならば、
すでに特定されていなければならないはずだが、内容がすべて事実かどうかはわからない。虚言あるいは本人の思いこみということも考えられる。
子供によるものだとしても、そうした際には特定は難しいかもしれない。
画像
マスコミの報道も悪い。
教育委員会や学校の隠蔽体質などをことさらに報道し、
自殺をいいネタとして扱い、自殺の連鎖に拍車をかけている側面がある。
子供達がどう受け止めるかなどといった配慮がない。
子供が学校の先生の言うことを信じられなくなったら、
教育は崩壊する。(そうした点では学校批判ばかりを繰り返す親達にも共通するものがある。)
問題解決のための手段として批判は必要なことだが、
批判することだけが目的となっている。本人達は批判することが正義とばかり、思い込んでいる節があるので始末が悪い。
親や学校が子供を導き教育することが大事であるように、
マスコミ関係諸氏にも報道による教育の側面を意識して欲しい。

11日に自殺する子供(便乗自殺を含めて)が出ないことを切に望む。


自殺予告あいつぐ  2006年11月10日19:59

■「いじめ自殺」予告の匿名手紙、文科相あてにまた4通(読売新聞 - 11月10日 19:42)

◎匿名の自殺予告など相次ぐ=いじめと無関係の手紙も−文部科学省
 これに関連し、伊吹文明文部科学相は同日の衆院教育基本法特別委員会で「本当に困っている人は相談してほしいが、混乱させるような手紙は慎んでほしい」と述べた。

2通目の高2女子のいじめ自殺・殺人予告ににつづいて、同種の手紙が6通届いているということだ。

そもそも最初のいじめ予告の手紙を公表した時点で予想できたことである。

高2女子の件は全文読んでいないので、はっきりしたコメントは出来ないが、相手も殺して自分も死ぬというのなら、殺人予備にもあたるわけで、警察による捜査を視野に入れるべきだろう。(いじめを苦にしているのが事実としても、人を殺していいという法はない。必要なら警察の捜査にゆだね、用紙や指紋の照合その他から適切な捜査を行うべきだ。)
いたずらや攪乱目的の投書もあるだろう。そうしたものに対しても毅然と対応し、刑事事件として厳しく取り締まることも必要である。
本当に悩みや問題をかかえる子供達も多いわけで、そのケアが必要なことはもちろんだが、匿名の手紙に振り回されずに必要な手段を講ずるべきである。

いじめはもちろん間違っているが、命をたてにあまりにも身勝手な主張をしていないだろうか。(すべての手紙に対してではない。未成熟の子供の行為である可能性を考慮に入れた上。)
悩みを相談し助けを求めることは決して恥ずかしいことではない。匿名ではなく正々堂々と名のるべきで、命と引き換えの敵討ちなどは間違いだ。自殺予告は一種の脅迫である。しかしながら当人はどれだけ多くの人を翻弄させ、迷惑をかけているかが理解できない。本人の悩みをしっかり受け止めつつ、間違いは正してやらなければならない。

豊島区投函の最初の投書はおそらく真実を語っていないだろう。
事実なら、現在にいたって本人が特定されないとは非常に考えにくい。
仮に判明しているのに文科省や教育委員会が公表していないとするなら、問題だ。
氏名までとは言わないが、事実関係を明らかにして、再発防止をはからなくてはいけない。

また、いたずらその他の目的の投書についてもそれを特定させ、公表すべきだ。社会や関係諸機関に与えた影響の大きさを自覚させることも大事な教育である。(刑事事件として扱うことも含めて。)
最初の投書が現役の児童・生徒によるものなら、文体や文字の特徴・誤字などから、特定可能なはずである。
つまらないところで個人情報の保護などと言っていないで、徹底的に追及すべきだと思う。
そして投書の動機と背景をつきとめて、ケアをすることこそ必要なことではなかろうか。

可能性としてはあまり高いとは思えないが、大人が介在した偽装ということもあり得るので、警察による捜査は必要な気がする。(警察が動くとなれば、いたずらはなくなるだろう)


2006年11月11日 18:17
問題の11日となり、警戒が続いている。
何も起こらないことを願う。方法はともかく君らの問題提起の目的は十分果たした。命をそまつにするな。


2008年05月15日 04:40 1年半ぶりに、自殺予告のニュースの件が気になって調べてみた。

マスコミによる連日の「いじめ・自殺」加熱報道も嘘のように、
我々の記憶からも遠のいてしまったが……。

当時は、石原慎太郎東京都知事の「あれは大人の文章」発言などもでて、
最初の自殺予告文書の真偽や出所の議論・推論も交わされた。

結局のところ、自殺は実行されず予告文書の出所も分からずじまいに終わったのだが、ネットで検索するとかなり際どい推論も述べられている。

あの予告文書は、文科省の役人自らが作成したという推理だ。
文科省役人が、自省のイメージアップ・利権獲得(予算・官僚自らの手柄や出世の目論み)の為に偽装したのではないかというのだ。
理由として何点かあげられているのだが、
最も納得させられるのが、文科省への早急かつ多額(総額93億円)の予算措置がされたことだ。(法務省その他同様の対策を行っていた部署とは比べものにならない額であるらしい。)

文部科学省の「いじめ利権」獲得闘争?
http://www.akashic-record.com/y2006/suicid.html

文部科学省ともあろう教育の根幹を担う役所の人間が、そんなバカなことをするわけがないと思いたいが、
予告文書公表のタイミングや公表から一連の対応の迅速さ、その後の「いじめ」対策予算獲得までの経緯等を考えると、あながち暴論とは言い切れないないところが怖い。

僕自身当初、マスコミあるいは社会・教育問題に義憤を感ずる大人(が子供を利用した可能性も)の偽装ではないかとも考えたが、
正直、文部官僚自らの自作自演シナリオまでは予想できなかった。

マスコミの可能性については、やはり利権がらみでの暴走も考えられるし、
その後、大人による同種の悪戯などの摘発などの例をみると、何らかの自己顕示欲や間違った正義感の暴走も大いに考えられる。

ただ、まさか文科省が……。
考えるだけでぞっとする。

いずれにせよ、まったく迷惑な騒動だった。
ただこの予告文のおかげで良かったことがあるとすれば、
その後の便乗予告文書の捜査で命を救われた子供達がいることと、社会全体が「いじめ」と「自殺」について認識を新たにしたことである。(この認識を風化しないで欲しい)
命や人への思いやりということの大切さが、堂々と真理だと言える世の中にしていきたい。

ちなみに、今でも文科省のHPには

自殺予告の手紙 全文「自筆」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06110713/001.pdf
文部科学大臣からのお願い
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06110713.htm

のページが残されている。

↑上記リンクは削除されました。

自殺予告の手紙 全文「自筆」 (2016.09.24追記)
http://www5e.biglobe.ne.jp/~p_prince/2006.pdf

画像も追加しました。10年前のあの出来事、あらためて自筆全文を読んでみました。
「いじめと自殺は因果関係がある証明書」と記載されています。当時の自殺報道で、いじめと自殺は因果関係がない(わからない)と繰り返し発言してきた学校・教育委員会への痛烈な批判です。



決め方TV(テレビ朝日)「クラス替え」
http://p-prince.at.webry.info/201503/article_1.html
ジョブチューン学校の先生SP!(TBSテレビ)
http://p-prince.at.webry.info/201601/article_1.html
NHK(Eテレ)「いじめをノックアウト」
http://p-prince.at.webry.info/201609/article_1.html

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 部活動の問題 学校施設の安全管理 についても追加更新しているので良かったらご覧下さい。(2016.09.24追記)

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